image_SDGs

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」

2030年までの達成を目指す17の目標とそれをクリアーしていくための169のターゲットから成り立ちます。

世界共通のモノサシとして「誰一人取り残さない持続可能な社会づくり」の達成を目指すものです。

あづみ野遊印のSDGs 1997年~

安曇野市内、特に弊社のある三郷地域は安曇野の美味しいリンゴ畑が並ぶ地域です。

(有)えぞ彫工芸社は1997年より剪定後燃やしてしまう安曇野のリンゴの枝をどうにかできないかと先代が考え、

手作業で約10工程加工してハンコの印材を作り、

オリジナルの「りんごの木のはんこ」を作成してきました。(2000年に実用新案を取得)

エコの木材のはんこです! ブランド「あづみ野遊印」の誕生です。

  1. 畑から持って来た剪定したリンゴの枝を寸胴の入る長さにカット
  2. 寸胴鍋に入れて煮込み
  3. 熱いうちに木の皮を丁寧に剥く
  4. ぬめりをスポンジで落とす(何度か繰り返す
  5. アクをとるために何度も水を取り替える
  6. 乾燥 約一年くらい乾燥する
  7. 印材の大きさにカット
  8. ベルトサンダーで磨く
  9. 花やイラスト入れる
  10. 文字を彫る→再生加工したエコのはんこ完成!

以上が工程です。3R(ゴミを減らし、再利用し、資源化すること)の商品です。

あづみの木箸のSDGs  2019年~

2019年からは、小さな企業の私共でもできる

「私ができる SDGs の取り組み!」を始められれば、と考え

職人の川口が作る箸に本漆をぬり、さらに木材を大切にするために漆の塗り直しも行ってきました。

あづみの木箸で商標登録を取得。「あづみの木箸」の誕生!

  • 漆の再塗装は2022年8月1日から価格を変更しました。ご了承ください
  • ◎拭き漆(茶色)1膳400円 ◎色漆 1膳600円(返信の送料込み)で承ります。

漆塗りのお箸が

再塗装できるということはあまり知られていません。

金額的なこともあって買い換えてしまう人も多いのが現状です。

本漆の塗り直しをしてくれるところはとても少なく、やってくれるところでも数千円かかります(>_<)

漆の塗装は、とても多くの手間と時間がかかる職人技なのです。

2022年7月29日に長野県SDGs推進企業登録制度:登録番号1573に登録されました。

25年以上の地道な取り組みがカタチになりました。気持ちを新たに推進していきます。

あづみの木箸・あづみ野遊印のSDGs

これからも…人、環境、社会に配慮したエシカル商品を目指してモノ作りをしていきます。

SDGs_Initiatives

現在、安曇野市三郷温の「あづみの木箸Fab factory」にて箸作り体験を行っています。

木材をカンナで手削りして、抗菌作用のある本漆を塗ります。本物の箸が作れます!

木材も漆も植物です。漆は縄文時代からの使われている身体に安心な塗料です。

体験で作った箸を丁寧に使い、漆が剝がれたら、漆を塗り直しメンテナンスをして大切に使っていく、

まず、毎日使うお箸から環境に優しい取り組みができれば・・と思っています。

箸作り体験は、そんな行動の変わるきっかけになってもらえれば・・・とも思っています。

現在の日本のお箸は

ほとんどが機械で作られています。木材のチップを圧縮して箸の形を作り、化学塗料でカラフルに塗装する。

プラスチック製の箸など・・多くは合成樹脂、合成塗料で作られていて石油製品です。

箸は口にするものなので、化学塗料などは避けたいものです。私たちは、人、環境、社会に配慮したエシカル商品を目指しています。