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あづみ野遊印は1996年、

長野県北アルプスの山中、上高地で生まれました。1997年(有)えぞ彫工芸社 設立

旧南安曇郡三郷村の彫刻家・川口桂一郎(1937~2002){現在は安曇野市}の発案により日本で初めて考案されました。

もともとリンゴの小枝に高山植物を彫ったキーホルダーを上高地の五千尺ホテル売店で販売していました。
三郷村は安曇野市でも有数のリンゴの生産地ですが、毎年1~2月に農家で剪定されるリンゴの小枝を使って、

安曇野ならではのお土産品として製造・販売していたのです。

ある日、仕事上の都合から印鑑が必要になり、その時そばにあったキーホルダーを印鑑にすることを思いつきました。
「これは我ながらよいアイディアだ」とそのときなんとなくひらめいた川口は、

最初は五千尺ホテルのスタッフの方々に気ままに印を彫って、その印影を店頭に飾っていました。

一般のお客様から自分にも印鑑を彫ってほしいとのリクエストが次第に増えていきました。

もともとが彫刻家であり、一般的な印章の世界とは違った角度から印鑑彫りをすることになっていったのです。

印章店とは異なる‥

三角刀を生かした独特の字体が広く受け入れられ、やがて全国の有名デパートなどで、販売するようになっていきました。
また、全国各地に小枝を材料にした遊印彫りをする人が増えはじめたのもこの頃です。
長年、上高地五千尺ホテル及び、大王わさび農場において販売してきました。

(上高地については2008年いっぱいで販売終了)  またイクスピアリやビーナスフォートにも以前は店がありました。

2002年8月に川口桂一郎は他界しましたが、あづみ野遊印は印章・遊印の世界に新機軸を打ちたてようとしています。

りんごの木は

硬く虫が入りやすく加工には向かないためほとんど薪として燃やされてしまいます。
しかし、その硬くてきめの細かく木を加工することができるようになり、

りんごの木のはんこは、銀行印や実印などの公的な用途にもお使いいただけます。  りんご木のはんこができるまで

最大の特徴は文字に遊び心があること!
また、今までは燃やしてしまっていたりんごの剪定枝を約10工程かけて再生し地球に優しいことです。

はんこの出番が少なくなる昨今こそセキュリティの高い手彫りはんこをいかがでしょうか!

1997年から

「環境に優しいものづくり」を大切にし、3R(Reuse・Recycle・Reduce)に取り組んでいます。

長野県商工会からあづみ野遊印のりんごの小枝のはんこは「信州匠選」の選定を受けています。


また、りんごの木のはんこは平成2000年に(有)えぞ彫工芸社実用新案を取得しています。

あづみ野遊印が目指すもの!

<りんごのはんこはエコ!>

印材は、信州あづみ野リンゴの剪定された小枝です。

通常は燃やされたり捨てられたりしてしまうのですが、材質は硬く、きめの細かい木なのです。
そのりんごの枝をすべて手作業で十数工程をへて印材に・・・時間がかかる大変な作業です。

今ではSDGsと言われるようになりました。1997年よりエコのモノ作りをしています。

その小枝の断面の自然な形を生かして、世界にひとつしかないオリジナル印を手彫りにて製作しております。

<匠の技>

長野県商工会から信州の技の名品として信州匠選に選定されています。

安曇野の大王わさび農場を拠点に、実演販売も行っております。

<手作り! オリジナルの印章>

普通の印章店とは全く違い、「遊印」つまり、遊び心のある、楽しく使えるハンコを作りたい人のためのお店です。

書画の心得のある人は、一味違った落款として、手紙を良く書く人は、サイン代わりに、またビジネスマンの方も、名刺に捺して自分をばっちりアピールできちゃいます。

伝統的な落款、印章も良いですが、もっとはんこでいろんなこと出来ないのか?とあづみ野遊印の職人はいつも思案しています。

りんごの小枝に山野草を手彫りしたかわいい印材、干支印材、トールペイント印材等々
何十種類もありますので印材を選ぶのもまた楽しいですよ!

はんこについてよくある質問

<実用新案>

あづみ野遊印のりんごの木のハンコは、先代の川口桂一郎によって生み出され、平成12年に【実用新案】を取得しています。

いまデパートの催事などで、行われているりんごの木の遊印彫りは、「あづみ野遊印」が先駆けとして考案したものです。