まだ氷点下の安曇野で・・あるプロジェクトが始動!
デザインは、中学生・高校生からデザインを募集。
安曇野市内11駅あるすべての駅スタンプをアップサイクルをしたリンゴの木で作成します。
アップサイクルは10工程を約4か月ほどかかる作業。その後5~10年乾燥したリンゴの木を使いスタンプを作成しました。
中学生・高校生からデザインを募集。

デザインの決定
7月・・才能あふれる数々のデザイン309作品の中から11駅のデザインを決定。

スタンプ製作開始
アップサイクルしたリンゴの木で、スタンプ製作開始。
乾燥しているりんごの木の中から直径60ミリ以上の印材を探しスタンプの70ミリ~80ミリにのこぎりでカットしていきます。


切り出したりんごの木の選抜。
切り出してみると、ムシに食われていたり、穴が開いていたり、ヒビが入っていたり残念なことがたくさん出てきました。
直径60ミリが必要なので、図ってみると・・一か所だけ60ミリない。






11個を決定
何回も木材を確認。60ミリ円形になるか・ヒビ・亀裂・虫食いはないか等々・・
11個に決定したリンゴの木に青シール。補欠に4個に黄色シール。後から一つだけ小さな亀裂をみつけ補欠と交代。



ベルトサンダーで磨く
80番 180番 240番 400番 何の番号かわかるかな?
ベルトサンダーのヤスリの番号。荒いものから順番にかけて整えてます。最後は、400番の紙やすりで手で磨きます。


駅名など文字入れ 塗装
りんごの木のスタンプに安曇野市の11駅の「駅名」と「リンゴの木のスタンプ」「あづみ野遊印」を手書きします。
失敗できないからとても緊張する瞬間です。
りんごの木の木口(木の幹の縦の軸に垂直な断面)の亀裂や汚れ防止のため「木固めエース」という食器にも使える塗料を塗ります。
ちょっと艶がでて光った感じに!



印面を貼り付け 捺印 完成!
出来上がったゴムの印面を貼り付け、試し押しをして完成。
駅のスタンプはたくさんの皆さんが捺印するので誰でも押しやすいように手彫りでなくゴムのスタンプ印として作成しました。
アップサイクルのりんごの木を使ったどこにもないエコのスタンプは、いかがでしょうか

